外からは見ることのできない、OHANAの魅力がたっぷり詰まったプレイルーム☆
4月より中を模様替えして、子どもたちの発達を促す工夫がたっぷりの室内になっています♪
キャッスルのスライダーからボールプールにそのままザップーン!!と滑り入ることができたり…
よじ登ったり、渡ったり、しがみついたり、いろんな動きが出来るので、子どもたちの関節の動きも広がり、筋力アップにつながります!!
パノラマ写真①
パノラマ写真②
ぜひ、実際に遊びに来てこの楽しさを実感してみてくださいね♪
親子で遊べるOHANAパークは平日9:00~12:00の間オープンしています☆
密を避けるために5組の入館制限をしていますが、現在比較的ご利用しやすい日が続いております♪
『今日、遊びに行ってもいいですか?』などお気軽にお電話、メールまたはLINEにてご連絡ください!
TEL 042-785-2966
メール lc.ohana.main@gmail.com
OHANAの今年の営業は昨日で終了。
今日は、一年間の感謝の気持ちを込めて、外遊具のメンテナンスを行いました。
まずはクライミングウォールのグリップ外し。
工具を使って、一つ一つを外していきます。
次に、ヤスリで表面の汚れや傷を落としていきます。
ビフォア。
アフター。
ビフォア。
アフター。
こんな感じで、グリップの日焼けは完全には消えませんが、表面の汚れが落ち、だいぶきれいな木目が再び現れました☆
きれいになった木の上に、専用の塗料を塗っていきます。
これで、感想による痛みや風雨による影響を少しは軽減できるそうです。
小さいスタッフも一緒にお手伝いしてくれました♡
年明け、一皮むけて、きれいになった外遊具がみなさんのお越しをお待ちしております♪
もちろん、室内のプレイルームは模様替え済☆
どんなプレルームになっているかは、年明けに来てからのお楽しみ♡
今年一年、みなさんのご協力のもと、無事に事業を続けてこれたこと、本当に感謝申し上げます。
来年も、よりよい子育て支援を目指して、頑張ってまいりますので、ご理解ご協力の程よろしくお願い致します。
よいお年をお迎えください☆
1歳4か月の時にOHANAがオープンし、ずっとOHANAと共に成長してきたSちゃん。
みんながご存知の通り、スタッフの子どもです。
そのスタッフは長女を保育園に預けながら、自身も別の保育園の保育士として勤務していたこともありました。
早番や遅番があり、週替わりで出勤と退勤時間が大幅に変化する変則勤務。
その上、長女は喘息もちのため夜中に発作を起こし、メディカルに通うことも毎月のようにありました。
もうこれ以上、有給は使えない。看護休暇も使い切った。
子どもは苦しんでいて、それを見ているのも辛い。
休みを取ることで周りに迷惑をかけているという罪悪感に押し潰されそうになり、子どもに無理をさせてまで働く意味を見出せなくなった母は、十数年勤め上げた公立保育園での職を辞することを決意しました。
それからしばらくして、OHANAのスタッフとして保育士復帰。
地域の子どもたちに保育士としての能力を発揮しながら、自身の子ども(次女と長女)をOHANAで保育し、仕事と家庭・子育てを両立してきました。
自分の子どもと、お預かりしている子どもを一緒に保育するのは簡単なことではありません。
『ママをとられた』ように感じる子どもが不安定になることもありました。
ママから離れられないこともありました。
それでも、子どもの気持ちに寄り添い、親同然に関わるスタッフの助けもあり、すくすくと育ったSちゃん。
ママから離れるだけで泣いていた頃がウソのように、
先日、幼稚園の親子離れて過ごすプレに、堂々と行ってくることができました☆
親と子を無理に引き離して、子どもを預けることをOHANAは推奨していません。
子どもが安心して過ごしていられるから、お母さんたちも後ろ髪引かれることなく、出かけることができる。
子育ては楽しいことばかりではありません。
大変なこともたくさんあります。
でもしっかり、じっくり子どもと向き合った時間は、確実に子どもを成長させ、自然と自分から歩み出す一歩の力になります。
親をはじめ、身近な大人にできることは
『無理に引き離すのではなく、自然と歩み出せるように最大限サポートすること』
なのです。
どんな時も、そばでサポートしていた母親や、家族、OHANAスタッフの存在があったからこそ、Sちゃんは自分に合った無理のないステップアップをしていけたのだと思います。
Sちゃんを教訓に、子育て世代へ無理のない子どもの育ちのアドバイスと、母親のリフレッシュのお手伝いをこれからも続けていきたいと思います。
今日はとってもいい秋晴れ☆
心地よい秋風も吹いて、絶好のシャボン玉日和だったので、シャボン玉をして遊びました!
ふわふわと風に乗って飛んでいくシャボン玉に夢中の子どもたち♪
春にやった時は、座りながらシャボン玉の動きを目で追っていたEちゃん。
太陽の光に当たってキラキラと輝く球体を夢中で追いかけ、触れるとパッと消えてしまうことに不思議そうな表情をしながらも、ぷかぷかと浮いては高く飛んでいくシャボン玉に夢中になっていました♡
一番初めにOHANAに来たのは1歳になったばかりの頃だったNちゃん。
あの頃はママが吹くシャボン玉をニコニコ笑いながら追いかけていましたが、今では自分で吹いて自分で追いかけたり、自分より小さいお友だちに吹いてあげたりして、すっかりお姉さんになりました♡
シャボン玉に翻弄されながらも、パチンと割りたくて夢中になって追いかけているTくん。
かつては追いかける専門、シャボン玉を割る専門でした。
それが上手に息を吹きかけ、大きな丸を作って飛ばすことができるようになりました。
意外と息の吹き加減が難しいのがシャボン玉。
強く吹くと割れてしまうし、弱く吹くと膨らまない。
そんな息の吹き方をマスターしたTくんでした♡
「ふーってやるんだよ」と息を吹きかけることをスタッフより教わると「ふぅーー!!」と言葉だけが発せられて、空気が全く出てこなかったTくん(笑)
いくら「ふぅーー!!」と言ったところでシャボン玉は膨らまない(笑)
いつも悔しそうにしていたTくんですが、今日は『ふ~』と息を吹くことが出来ました!!
大人からしたら、素通りして、見落としてしまいそうな小さな成長ですが、子どもにとっては大きな一歩。
少人数の家庭的な保育だからこそできる、小さな成長の変化や発見。
また、成長の可能性を見つけるのも私たちの仕事であり、保護者に変わってやらなければならない使命の一つ。
かつてビルの一室に詰め込まれたように子どもたちが過ごしている保育園に勤務していることがありました。
すぐに手は出る、噛みつきもある。
遊びに夢中になることはできず、やりたいことも見つけられない。
そんな子どもたちがかわいそうで仕方ありませんでした。
子どもたちはのびのびとした空間で、体を思い切り使って遊んだ方がいい。
0~3歳は人間の基礎を作る大切な時期だからこそ、大人の目の行き届く範囲で保育し、子どもたちの小さな成長の芽も見つけ、伸ばしていかなければならない。
そう思って立ち上げたのがOHANA(家族)。
その名の通り、家族のように子どもたちと関わり、子どもたちは家にいるように寛ぎ、保護者は実家に預けるように安心して仕事へ行き、社会で活躍できる、そんな施設になりました。
また来年の4月から新しいOHANA(家族)が増えると思うとワクワクします♡
いつまでも子どもたちの健やかな成長が保障される世の中でありますように。。。
9月9日、15:00~18:00の短い時間ではありましたが、お月見マルシェを行い、大勢の方がご来場くださいました。
地域でお店を営む方々にお集まりいただき、マルシェを一緒に盛り上げてもらいました!
オハナの給食にも出ているアンドベーカリーさんのパン♪
誕生会の時のシフォンケーキをお願いしている、まめくらさんのパンやシフォンケーキ♪
マルシェで毎回かわいい、子どもたちが好きそうなお菓子をたくさん持ってきてくれる洋菓子店のチャリンコさん♪
たかしさんと縁の深い、赤間源太郎さんが理事長を務める相模福祉村さんから、美味しい揚げたてコロッケと特製生麺♪
いつもオハナで練習をしているマミーズフラダンスのママたちは、フラダンスを披露して会場を盛り上げてくれました♪
大人の雰囲気漂う曲で、魅了してくれたり…
リズミカルな曲と歌詞に『OHANA』の入った曲で、会場を盛り上げてくれたり…
一度見てみたかった、横山先生のソロダンスを見ることが出来たり…
とっても楽しいひと時を、マミーズフラダンスの方々が提供してくださいました♡
OHANAでは『万華鏡』と『ぴょんぴょん跳ぶうさぎさんの手作りおもちゃ』のワークショップを行いました♪
OHANAの子どもたちは制作あそびが大好き!
真剣な顔をして夢中になって作っていました☆
万華鏡の中を覗いてみると、キラキラした世界が広がっていて、子どもたちは大喜び☆
ビーズの種類によって見え方が変わるので、オリジナルの万華鏡ができあがりました!
子どもたちが楽しみにしていたのは、やっぱり『オハナタイム』♪
おもちゃのチャチャチャ♪やはたらく車♪など、みんなが知っている曲が次々に流れて、子どもたちも唄とパネルに夢中☆
最後は、やっぱりみんなが大好きな『はらぺこあおむし』♪
いーっぱいお菓子を食べすぎて、お腹を痛めてしまったあおむしくんの辛そうな様子を見て、子どもたちは心配そうな面持ち。
物語を聞いて、想像して、感情移入することができる。
これは日々のオハナタイムの積み重ねの成果ですね☆
物語の想像力、感情移入は人を思いやる心を育むのに欠かせません。
きっとOHANAの子どもたちは、お友だちの気持ちを考えられる、思いやりのある、優しい子たちに育つのだと思います♡
最後は、みんなでフォークダンス♪
『人間っていいな♪』の曲に合わせて、親子で踊るのはこれで3回目。
たいぶ、慣れてきた様子で、踊りも覚えている部分もあるようで、みんな楽しそうに踊っていました♪
お月見マルシェはOHANAの会員さん以外にも、地域の方々にもたくさんご来場いただきました。
音楽や拡声器を使った案内で、ご近所にはご迷惑をおかけしましたが、こうして地域の方々が集まって楽しむ場所があるのは、とてもいいことだなと思いました。
交流があるからこそ、困っていることに気付き、手を差し伸べることができる。
どんな人か分かっているからこそ、大変な時に頼ることができる。
それが地域であり、人とのつながりなのだと思います。
そんな地域とのつながりを大切に、これからも子育て家庭にとって、また、それを見守る地域にとって必要なことを模索していきたいと思います。
ご協力くださった、出店者の方々、ご来場くださったみなさま、地域で温かく見守ってくださっている方々、今回は来れなかったけれども、いつもOHANAを応援してくださっている方々、すべての方に感謝いたします。
今日は今年一番の暑さになったそうです。
そんな暑い日はプールに入って涼むのが一番ですね!
ということで幼児から小学生まで一緒に、こだまプールへ行ってきました!!
朝から気温は30℃を超え、プール日和☆
お昼を食べる場所を確保するためにテントの設営を手伝ってくれた小学生はすでに汗びっしょり。
水に入って気持ちよさそうです♪
後から来た幼児さんたちも水深の浅いプールに入ってみました!
水温は31℃。ぬる~いお風呂に入っているような気持ちよさに大喜びです☆
小学生と一緒の大きいプールに入ってみると、ちょっぴり怖そうにしているのはNちゃん。
大きいプールが初めてなので、少し広さに驚いているようでしたが、だんだん慣れてくると気持ちよさそうに浮き輪を引っ張ってもらっていました♪
素敵な浮き輪を持ってきたTくん。
少しでも綱から大人の手が離れると怖がって「持ってーーー!」と叫んでいました!
本日最年少のKちゃん。
まだオムツが取れていないのでビニルプールを借りてパチャパチャと気持ちよさそう♡
不動産部の大野さんに高く持ち上げてもらったり♪
崇さんとビーチボールで遊んだり♪
大きなスライダーを滑ったり♪
いっぱい遊んだ後はみんなでご飯☆
お母さんが愛情込めて作ってくれたお弁当、みんなとーっても美味しそう!
小学生から幼児さんまで、年齢で言うと11歳から1歳まで。
みーんなきょうだいみたいに過ごしている仲間だからこそ楽しめた一日だったね☆
いつも見守ってくれている大人と一緒だったから、安心して出かけることができたね☆
大好きな仲間と一緒だからお腹も気持ちも満たされたね♡
またみんなでお出かけしようね♪
他にはない異年齢保育だからこそ、子ども同士が刺激され、年下の子を思いやる心が育ち、年上の子を敬う気持ちが育つ。
『下の子たちが見ているから頑張ろう』
『上の子たちみたいに出来るようになりたい』
そんな想いが互いに芽生えるOHANAの異年齢保育。
OHANAで繋がった縁を大切に、子どもたちがこれからもずっと、困ったときに頼ったり、困っていたら助けてあげられる、強い絆で結ばれるよう、見守っていきたいと思います。
4日の午後出発して5日の午後まで、青野原にある野呂ロッジへ小学生を連れてキャンプに行ってきました!
4日の夕飯から5日の朝食・昼食までの買い出しを済ませ、キャンプ場に着いたのが16:00。
カレーを作るための、かまど作りからスタートです☆
大き目の石を集めてきて、網が乗る大きさに組み立てていきます。
かまどが完成したら炭・薪を設置して着火剤を使用して火をつけていきます。
火を付けるのは男の子のHくんに、カレーの野菜を切るのは女の子のNちゃんに担当してもらうことにして、それぞれの仕事に取り掛かります。
2人とも手際がよく、あっという間に火をつけ、あっという間に野菜の準備が整いました!
火が簡単に付いても、強火にするにはかなり時間がかかりました。
カレーの鍋が煮立ち始めたら、ご飯用の鍋も火にかけていきます。
始めは強火ですが、煮立ったら弱火にするという火加減が大事になるお米。
『強火にするには薪を足す、弱火にするには薪を外して炭の熱を活用する。』
火を絶やさないようにしたり、強火を保ったりするのはかなり難しかったようですが、途中で諦めたり投げ出したりすることはなく、2人共顔を真っ赤にしながら火の番人を務めていて頼もしかったです。
ぐつぐつとよく煮立てたカレーからいい匂いが香ってきました♡
町子さんの畑で朝収穫したきゅうりと共に「いっただっきまーす!」
18:30頃合流したスタッフたちから「おいしー♡!」と大好評で子どもたちも嬉しそうでした♡
いっぱい働いた子どもたちは、いっぱいカレーを食べて大満足♡
なんだか到着した時よりも、凛々しい顔つきになっているように感じるのは私だけでしょうか?笑
近くの温泉に行って、サッパリしてきた後、お楽しみの花火をやりました☆
最後はお決まりの線香花火対決☆
小さくてもまだ火の玉が残っていると主張しているのはHくん。
結局、同時に終わり勝負がはつきませんでした。
就床時間が過ぎて、テント内に入ると、なんと珍しいお客様が!?
セミの幼虫です!
幼虫が出てきた穴や、セミの抜け殻はよく見かけますが、土から出てきたばかりの様子のセミの幼虫を見るのはスタッフも初めてのこと。
眠る前にちょっぴり興奮してしまった子どもたちでした。
でもよく働いて、よく食べた子どもたちは、すぐに夢の中に行ってしまいました(笑)
夜が遅くなってしまったので、朝はゆっくり寝ているのかと思いきや、5:30に目覚めた子どもたちはキャンプ場から歩いて30分くらいのところにある大滝を目指して朝の散歩&探検に出発!
吊り橋を渡って山の中へと入っていきます。
先日の大雨の時は川になっていたであろう沢道を歩くこと15分。
さらさら滝に到着。
この滝を登って越えていかなければ大滝には着きません。
端についているロープをつたって滝を登るのは簡単なことではありません。
「絶対にロープから手を放しちゃいけないよ!」というスタッフの声かけを忠実に守り、上まで登り切った小学生。
自分の体重を腕いっぱいに感じることのできた体験でした。
この先は上流になるので、大きな岩がゴロゴロの転がっています。
その間を抜けていくこともあれば、大きな岩を超えていかなければいけない場所もあります。
そんな険しい道を進むこと15分。
目前に現れたのは悠然と流れる大滝!
少し水量が少なかったものの、真下から見上げてみると大迫力です!
マイナスイオンをたっぷり浴びて、気持ちの良い朝探検&散歩になりました☆
帰ってきたら、こずえさんと千春さんが朝ごはんを用意してくれていました!
カレーうどんに素うどん、ウィンナーにゆでたまご。
朝からいい運動をした子どもたちにとって、素敵なごちそうになりました。
見の周りの整理整頓を済ませたら、川遊びのスタート☆
様々な形状の川がある野呂ロッジでは、数メートル移動しただけで、遊び方が変わるほど色んな川遊びが楽しめます。
大きな岩場にたどり着いた最年長Hくん。
何をするのかというと…
ジャーンプ☆
低いところから飛んだ後は、少し高いところに移動して飛んでみる。
高みを目指すところはさすが男の子ですね!
渓流の中を岩に掴まりながら横断してみました。
水の勢いに押されそうになりながらも、足腰を踏ん張って渡りきりました!
そして流れに乗って、スーッと波乗りならぬ流れ乗り♪
ライフジャケットを着ているので、ぷかぷかと体が浮いた状態で川を流れるのはとても楽しかった様子♡
しばらく遊んだ後、今度は昼食作りです♪
昨夜に引き続き、火おこしから。
昨日の経験が活かされていて、あっという間に火が付き早速、千春さん特性の焼きそば作り♪
子どもたちは助手をしてくれました。
できあがった焼きそばには、お好みで目玉焼きも添えて。。。
おいしそぉ~♡
デザートはやっぱいりスイカ☆
2人ともいい笑顔です!
帰りの車では、乗った瞬間に眠りに落ちた子どもたち。
いっぱい遊んでいっぱい経験積んで、頭がフル回転だった2日間。
自然が子どもたちに教えてくれることは本当に多い。
①今では簡単に火の調節ができてしまうガスコンロ。昔は薪で調節していたこと。
②セミは土から出てきてすぐは深緑色をしていること
③人がなかなか立ち入らない山の中は神秘的で、自然の雄大さを教えてくれるのと同時に、身の危険と隣り合わせであること
④川の流れは単調ではなく、曲がっていたり傾斜があったり、岩がゴロゴロしていたりするところで速さが変わること
⑤川の深さは5メートル以上になる場所もあること
⑥自然の中で食べるご飯が美味しいこと
⑦生活を共にすることで絆が深まること
今回のキャンプで様々なことを得ることができた子どもたち。
スタッフとしては子どもの命を預かりながら自然の中で過ごすことは、楽しさと同じくらい怖さを感じた2日間でした。
それでも『自ら学びとり、経験が一つの自信となり、子どもたちの人生の糧となる』のであれば、また計画してあげたいと思うのです。
何を学び取ってもらうか、何を感じてもらうかは、大人の働きかけ次第で大きく変わることも学んだキャンプ。
『生きる力』を育みたいOHANAとしては絶好の教材でした。
あいにくの天気でしたが、時間を遅らせることで開催することができた『わくわく☆バーベキュー』。
参加予定だった方、みなさんが予定通り上大島キャンプ場に集まり、バーベキューを楽しみました♬
先に会場入りしていたスタッフが火おこしをして、火の通りにくい野菜を焼いたり、焼きそばを作ったりして待っていました。
野菜やお肉がいい具合に焼けてたところに…
集合時間を遅らせて、集まってくれたオハナの仲間たちが集合☆
バーベキューのスタートです!
それぞれ好きな食べ物をお皿に盛り付けて「いっただっきまーす!」
親子連れでは、食べ物を用意するのに手が取られてしまうお母さんたちも、今日はオハナスタッフの手があるのでしっかり子どもたちと関わりながら食事を摂ることができたようです♪
お腹いっぱいになった後は、みんなでスイカ割り☆
「やってみたい人ー?」と聞いてみると、子どもたちは次々に「私も!」「僕も!」と挑戦していました。
幼児さんたちが叩いても、なかなか割れなかったスイカ。
今度は小学生の挑戦です☆
幼児さんの時よりは強い音がするのですが、なかなか割れません。。。
そして最年長のHくんんが力いっぱい棒を振り下ろすと…
ピキッ!と割れ目が‼
最後の一撃を!
と任務を任されたのは、やっぱりたかしさん。
スイカの位置を確認して、力いっぱい振り下ろして…
パッカーン☆☆‼
見事にスイカが割れました‼‼
割れたスイカに集まる子どもたち。
「甘くておいしぃ~♡』と大満足の様子。
『手』のような形をした桜の木。
その手のひらの中で食べるスイカは美味しそうですね♡
幼児さんたちは、食べやすいサイズに切ったスイカを美味しそうに頬張っていました♡
最後は親子でフォークダンス♪♬
いつも、遊びの最後に流れる『人間っていいな♪』の歌に合わせて、親子で手を叩いたり、くるくると回ったり♪
フォークダンスをそれぞれ楽しんでいました☆
いつも一緒に過ごしている仲間。
絆を深めるために昨年から始めたバーベキュー。
昨年に比べて参加者が倍に増え、お父さんの参加が目立ったのも印象的でした。
『みんなで子どもを育てる』という意識のある方々の集まり。
食材が焼き上がり「セルフサービスなので、自分たちで取りに来てくださーい!」と声をかけると、自然に列を作って食材を取りに来る、お母さん、お父さん。
自分さえ良ければいい、という考えではなく周りの人たちが『食べられているかな?』と考えながら食材を取りに来てくれたり、着替えや荷物が大変そうだったときは互いに助け合う姿も見られました。
これこそ、昔から日本でよく見られる『助け合い、支え合いの子育て』だと思うのです。
自然の中で過ごすことは、子どもたちにとってとてもいいこと。
平らな床や舗装された道とは違い、根っこが出ていたり、草が生えていたり、石ころが落ちていたり…
そんな地面を歩くだけでも子どもたちはバランス感覚を養い、足腰の筋肉を鍛えています。
山や川の中で子どもたちが見つける、石、枝、葉っぱ、虫、花などなど…
普段、街中にもあるものなのに何気なく見過ごして素通りしてしまいますが、その全てが子どもにとって『おもちゃ』になります。
そんなことを考えると、この世の中には “モノが溢れすぎている” のかもしれません。
バーベキューの会場で、大きな石をじーっと見つめている子どもがいました。
『石なんか見て何やってるんだろう?』と思うか、
『何が見えているんだろう?』と考えるかによって、子どもの成長は変わります。
大人にとっては、ただの石。
でも子どもにとっては石だけでなく、石の影でピョンピョン跳んでいるバッタが見えていたかもしれない。
ぎりぎり石に潰されずに咲いている小さな花が見えてたかもしれない。
石の形を見て、動物を想像していたかもしれない。
子どもの発想力は無限大。
大人は固定概念に囚われがちだけれど、子どもの目線で考えると大人の想像では考えられなかった面白いモノを見つけられることもある。
そんな発想力を養ってくれるのも『自然』なのです。
私たちOHANAスタッフが、この自然あふれる相模原が好きなのも、子どもたちを豊かに育ててくれるから。
そんな自然の中での体験をこれからもたくさん、させてあげたいと改めて感じた一日でした。
先日、相模原市保育課が主催する救急法とリスクマネジメントの研修に参加してきました。
私も久しぶりの救急法の研修ではありましたが「勉強したことある」という自信があって参加したのですが、少し見落とす部分があったり、救急法の改定があったりして変わった部分もあり「研修に来て良かったぁ」と思いました。
リスクマネジメントの研修については、乳幼児の死亡事故が寝ているときに多く発生することや、異変に気付くのが遅れた時に重症化していることなど、想像するだけで背筋が凍るような研修内容で、改めて日々の訓練とスタッフ間の共通認識、記録の重要性を感じました。
『(訓練を)やっておけばよかった』と思うタイミングで訪れる、重大事故。
いつ自分たちの身にふりかかるか分からない状況で一番大事なのは『日頃の備え』。
ということで、今日は危機管理マニュアルの確認と救急法講習の研修をオハナ内で行いました。
緊急時、スタッフがそれぞれどのように行動するべきなのか、スタッフ間で確認・共通認識も持ったうえで、実技の練習を行いました。
親戚の消防士にご協力いただき、AEDの使い方から心肺蘇生法のやり方までレクチャーしてもらいます。
心肺蘇生法は人工呼吸と胸骨圧迫(心臓マッサージ)を交互に行うものですが、マウスピースなど感染防止の道具がない場合は人工呼吸はせず、心臓マッサージのみ行い、救急隊が到着するまで続けることが大事だそうです。
ずっと心臓マッサージを行うのは大変なことなので、向かい側に次の人が準備し途中で切れ目のないように交代して心臓マッサージを続けるそうです。
効果のない(弱くなった)マッサージを続けるより、効果的な(力のある)マッサージを長く続けることが大事だとのこと。
AEDが到着したら、AEDを使える人がすぐに用意をします。
心臓マッサージが続く傍ら、パッドを装着。その後、心電図の解析が始まるAEDの音声に合わせて行動します。
この時も、まだ心臓マッサージを続けます。
「ショックが必要です。離れてください。」というアナウンスが流れ「ボタンを押してください」と言われます。
電気ショックのボタンを押す人は傷病者に誰も触れていないことを確認してボタンを押します。
もし触れていると感電する恐れがあるため、必ず傷病者に誰も触れていないことを確認してボタンを押すことが大事だそうです。
また、これからの季節、水辺での事故が多くなると思いますが、水を伝って感電することもあるそうなので、傷病者を乾いた布(大きめのバスタオルなど)の上に乗せた状態でAEDを使うことが望ましいそうです。
AEDは一度ショックを行った後も引き続き心電図を計測し、必要であればショックが必要であるとアナウンスしてくれるそうです。
心肺蘇生法は救急隊が到着するまで継続です。
救急隊は到着すると、心肺蘇生を行っている人の向かい側に来て「1,2,3で代わります」などの声をかけ、交代してくれるそうです。
救える命があるなら、命を預かる立場にある私たちは、このような訓練をきちんと行わなければならないと改めて感じました。
訓練をすることで、足りないもの、知らなかったことを把握することができ、必要な技術と知識を身につけることができます。さらに、何を用意しておくべきか、緊急時にどのように対応するべきか、確認して共有しておくことで、いざという時に対応できるのではないかとも思います。
責任感の強いスタッフの多いOHANA。
日頃の安全安心保育のために、研修に参加してくれました。
それぞれの意識の高さが、子どもたちを守ってくれているのだと思うと本当にありがたく思います。
さらに、休日にも関わらず急遽、研修の講師をしてくれた親戚の消防士さんにも感謝です。
OHANAはこうした繋がりと絆で出来上がっているのだと実感した研修でした。