今年の夏、スタッフが捕まえてきたカブトムシが卵を産み、たくさんの幼虫が育ちました。
今日はその幼虫さんの土の交換の日。
栄養たっぷりな土をモリモリ食べて、うんちでいっぱいになってしまったので、新しい土に替えてあげます。
色画用紙の上にいったん避難した幼虫さんたち。
土と間違えて、一生懸命もぐろうとカサカサ動いています。
画用紙の上に落ちた、うんちをきれいにして拾ってあげようとティッシュを持ってきたSちゃん。
とっても面倒見がよく、この夏も毎朝オハナに来ると、まずカブトムシに「おはよう」を行ってあげていました♪
けっこう土の中から出したけれど、まだまだ隠れているみたい!
「何匹いるかなぁ…」と数えてみると、なんと27匹も!!
きれいな土に戻してあげると、いちもくさんに土の中へ潜り始めた幼虫さん。
「見て!幼虫、パクパクしてるよ!」と土を食べている様子を一生懸命観察していました。
虫をただ “こわい” と思うか、虫にも “命があるんだ” と思うか。
それは幼い頃の大人の働きかけによって変わります。
怖いと思うものを無理に好きになる必要はありません。
でも、こんな小さな、そして変な容姿、不思議な動きをするモノにも “命があるんだ” ということは伝えてあげたいと思うのです。
生きた経験は子どものこころを豊かにし “生きる力” を育みます。
その生きた経験をたくさん積めるのが、オハナの保育です。