新型コロナウィルス感染症対応の最前線で働いている医療従事者の方々に心からの感謝を申し上げるとともに、
罹患された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
OHANAはおかげさまで、スタッフも子どもたちもみな元気に過ごさせて頂いてます。
自粛生活を送っている中、子どもたちも思うように遊びに出かけることもできず、身体を動かす場所を確保することすら難しい状況の中で、
OHANAに出来ることは何か、常に考えながらこの2か月を過ごしてきました。
子どもたちが不安を感じ過ぎず、でも感染症に対する予防を徹底できるよう声掛けをしてきました。
『手洗いうがいアルコール消毒』という習慣が当たり前になり、健康に留意して規則正しい生活を送ることで免疫力の向上も図ってきました。
学校生活に戻った時に困らないよう、3月の休校指示が出た時から、学校の時間割にならって45分区切りの活動を行ってきて2か月が経った今、
小学1年生の子どもたちも机に座って学習に向かうことが難しくなくなってきました。
そんなメリハリのある生活の中でも大事にしてきたのが『発散する時間』です。
『体育の時間』と称して行う活動は子どもたちにとって『発散する時間』。
最近、子どもたちがハマっている『発散する時間』を少し紹介します。
OHANAから5分程歩いたところに横山丘陵緑地という場所があります。(私も小さいころよく遊んだ山です♡)
草木がたくさんあり、この道は川沿いに続く道なので、川のせせらぎや小鳥のさえずりも聞こえ、とても心地よい場所です。
こんな自然の音が聞こえる場所に行くだけでも心が癒されます♡
奥の方に進むと反り立つ壁のような場所があり、ここが今、子どもたちの一番のお気に入りで『OHANA BASE』と呼んで自分たちの基地のように愛用しています♡
上の方にはちょっとした洞穴があり、そこまで、木の根っこを掴まったり踏み台にしたりしながら登っていきます。
かなりの傾斜なので足も手も使いながら『どこを掴まったらいいか』『どこに足をかけたらいいか』考えながら登っていきます。
最近は塗装された道や階段が多く、子どもたちは大変な思いをせずに過ごせる環境が整っていますが、便利さゆえの身体能力の低下も心配ですよね。
こうした自然の中では、全身の筋力を使うので、身体能力を高めるのと同時に、考える力も身につけることができます。
洞穴まで辿り着いた子どもたちは満足そうですね♡
しかし、ここから降りるのがまた大変。。。
ずりずりと足やお尻を滑らせるように、降りていく子もいれば...
持ってきた段ボールで滑っていく子も(笑)
木の中だと強い日差しも和らぎ、木漏れ日が心地良く、遊び場としては最適です☆
こんな風に自然の中に出かけることもあれば、園庭を使って身体を思い切り動かすこともあります♪
ハードルや鉄棒などを利用して、障害物走をしてみたり、このようにパカポコを使って障害物をこなしていくことをしてみたりします。
パカポコとは、昔遊びの缶ポックリと同様の遊具で、円柱型をしたものに足を乗せて、紐でひっぱりながらバランスを取ります。
手と足を揃えて前に出さなければいけないので、普通の歩行とは違った動きをする難しさがあります。
また、準備運動を兼ねて行う『エビカニクス』の体操は手先から足先まで大きく動かして行う体操なので、身体がすぐに暖まり、適度に心拍数も上がるので準備運動には最適です☆
最近の子どもたちは股関節が固くなってきているそうで、この写真のようにカニのように足を横に上げる動きが難しくなっているそうですよ。
とても面白くて運動になる体操なので、みなさんにもおすすめです☆
6月から小学校や幼稚園が再開し、子どもたちの日常が少しずつ戻ってくることを祈りつつ、今できることを考えていきたいと思っています。
みなさんも健康にご留意いただき、新型コロナウィルスに負けない身体作りを一緒に、頑張りましょうね!!