小学生が夏休みに入って1週間が経ちました。
神奈川県の新型コロナウィルスの感染者が増える中、子どもたちの大事な〝今〟はどんどん過ぎていきます。
子どもたちが楽しい夏の思い出を作れるように、OHANAのスタッフは感染予防対策を徹底しつつも、いろいろと計画を立てているところです♪
夏休みに入ってすぐ、デイキャンプを企画して青根キャンプ場へ行ってきました。
今年のキャンプは『災害時の食事』というのが一つのテーマ。(災害想定能力)
そして子どもたちが〝約束〟を守って楽しく過ごすこと。(思いやりとチームワーク力)
それぞれが役割分担として担当になった係の仕事をしっかり勤めること。(責任感とやり遂げる力)
これらを子どもたちに身につけてもらおうと企画しました。
災害時に困るのは、いつも当たり前のように使用しているガス・電気・水道が使えなくなること。
電気とガスは火で代用することができるので、火おこしを行ってもらいました。
意外にもマッチを使ったことのない子どもたちが殆ど。
危ないから、やけどするから、と扱わないのでは、いざとなった時に困ってしまいます。
大人が見守る中、危なくないように周りに置くものや、火をおこす場所を選ぶことも子どもたちにとっては学びの一つとなります。
マッチに続いて缶切りを使ったことのない子も殆どでした。
最近の缶は開けやすいようにタブがついているのが殆どですよね。
子どもたちに開けてもらったのは非常食の豚汁。
段ボールの中に豚汁の缶と、缶切り、おたま、配布用カップ、ふた、割りばしが入っています。
お昼のメニューは豚汁とアルファ米。
アルファ米は4種類あり、その中から子どもたちに好きなもの選んでもらいました。
災害時にはお水が貴重となります。
飲用水を確保するために、お皿洗い等のお水は極力節約したいものです。
そこで活躍するのがサランラップ。
今回使用したアルファ米は、パッケージ内にスプーンも付いているので、そのまま食べることもできます。
また、お皿にサランラップを敷いたり、サランラップでおにぎりにして頂く方法もあります。
子どもたちは好みの方法で食べていました。
火おこしした炭で、マシュマロを焼きスモアも作りました。
朝採れのきゅうりや冷やしたみかんも一緒に頂き満足な昼食となりました☆
その後は川遊び♪
冷たい水のように感じましたが一度入ってしまえば気持ちいの良い川水♡
青根キャンプ場に流れる川は道志川。
水が透き通っていて、魚も泳いでいます♪
小さな滝の所をスライダーのようにして滑ってみましたが、滝つぼのところに大きな岩があり、お尻が当たったちょっぴり痛かったようです(笑)
最後は、スイカ割☆
子ども一人ずつスイカ割に挑戦☆☆
目隠しをして、木刀を持って、みんなの周りの声を頼りにスイカに近づき「エイッ!」
なかなか割れないスイカでしたが、大盛り上がりの中、最後に乗りさんがパーン!!と割ってくれました!
木陰で絵日記を描いている子もいました♪
1日過ごしたデイキャンプの中で、子どもたちが切り取った1ページは様々。
木陰でみんなで記念写真☆
夏の思い出の1枚となりました。
子どもたちにとっても、私たち大人にとっても2度と戻ってくることのない2021年の夏。
夏休みは始まったばかり。
子どもたちの笑顔がたくさん見れる毎日を送れるように、スタッフも頑張ります!