今日はアフター保育の子どもたちで初めて行く、山探検の日☆
行き先は相模湖のそばにある『石老山』です!
事前にオハナでどんな山か、どんな持ち物が必要か、どんな服装で行ったらいいのか、打ち合わせをしました!
お弁当はすぐにエネルギー源になる“おにぎり”を持ってきてねと伝えたのを、きちんとメモしてありますね☆
顕鏡寺さんの駐車場に車を停めさせてもらい、名物の蛇木杉の前で集合写真。
それでは山探検、いってきまーす!
お寺の上の石階段。
子どもたちの足には、かなりの段差でしたがさすが小学生。とっとこと軽快に登って行きます。
だんだん山道らしくなってきました!
朝方まで残っていた雨の影響で少し足元がぬかるんでいる場所もあって、要注意です。
色んな “モノ” に出会えるのも山探検のいいところ。
見えますか?
枝かな?と思うような太いミミズ!
大人の手と比べると、こーんなに大きいです!
続いては参道にあった木の根っこ。
よーく見るとヘビの頭のように見えます。
子どもの顔を覆ってしまうほど大きな葉っぱ!
これは朴葉。朴の木の葉っぱです。
朴葉は殺菌作用があると言われ、食材に包んで使われることもありますよね。
石老山にはこの朴葉がたくさん落ちていました。
葉っぱだけではありません。
杖として活用できそうな太くて丈夫な枝も見つけましたよ!
さらに石老山と言えばコレ!
大きな岩、巨岩☆
今にも転がってきそうな傾き加減の岩。
そしてその巨岩の下には無数の枝が。
岩を支えているかのように、立てられていました。
枝が岩を支えていると思っていたRくん!
「あー!支えてる枝取ったー!岩が崩れてくるじゃん!」と本気で驚いていました(笑)
巨岩の脇を進んで更に上へ。。。
これまた大きな岩が!
その下に小さな神社がありました。
この大きな岩は石老山の中で一番大きな岩。擁護岩。
神社を抱えて守っているように見えるので“擁護岩”と名付けれれたと言われているそうです。
少し日差しが強くなってきたのでサングラスをつけたNちゃん。キマってますね☆
岩も木もたくさんある道を進んでいきます。
木漏れ日の差す参道は少しポカポカとしていて、心地よい陽気でした。
さらに木のトンネルを進んでいきます。
下界とは違った、澄んだ美味しい空気の中で、自然と子どもたちの呼吸も深くなっていきます。
森林セラピーですね♡
やっと目的地の『融合平見晴台』に到着です☆
眼下には宮ケ瀬湖が広がり、遠くの山までよく見渡せ、すばらしい景色です!
初めての山登りという子も多かった中で、弱音を吐く子は一人もいませんでした!
みんな、よくがんばったね!
がんばって登った後に食べるお弁当は格別です☆
『おいしー♡』と子どもたちの表情もほころびます(*´∀`*)
山探検のしおりを見て「予定より早く到着したんだね!」と気づいたのは最年長のHくん。
みんなが頑張ったので、予定より30分も早く目的地に到着したのです。
お腹いっぱい食べて、すぐ近くにあった山場であそんだ子どもたち。
満足して下山です!
途中の見晴台で休憩☆
みんな途中で色んな枝を拾ってきたみたい!
杖屋さんが開けそうです(笑)
行きとは違うルートから下山すると、登りでは見れなかった景色が!
「ヤッホー☆」と叫んでみると、下の方から「ヤッホー☆」と返ってきました!
“やまびこ”ではなく、山の下の方にいた子どもたちから返ってきた返事でした(笑)
ちょっと、子どもたちの後ろ姿が大きくなったように見えるのは私だけでしょうか?
下山してきて、顕鏡寺の鐘をついてお礼参り。ゴーン!
無事に怪我もなく下山してこれました。ゴーン!
色んな経験をさせてくれて、ありがとうございました。ゴーン!
帰りの車で瞳を閉じる子もいました。
初めての山は想像以上に、体力を使ったよね。
頑張った子どもたちのにジェラートをプレゼントするために寄り道♪
山登りの後のジェラート最高☆
どこだが分かりましたか?
そう!
服部牧場です♪
羊にエサをあげてキャッキャッと喜んでいます(笑)
羊さんたちもおやつの時間だったのかな?
オハナに集合してから解散するまで約7時間。
初めての体験をいくつも積み重ねた子どもたちのカラダとココロは何日分もの経験を積んだかのように成長しました。
いつもは困ったことがあれば手を差し伸べてくれる親はいない。
いつもは足りないもの、欲しいものがあれば「ねぇ、ちょうだい!」「とって!」と言えば手の届くものが、ない。
必要なものは自分で背負っているリュックにある。
「重たい…」と置いて行ってしまえば、自分の身が危険になる。
いつもは土の下、コンクリートの下にあって地面に見えることのない大きな根っこが子どもたちの足をひっぱる。
いつもは蹴って遊んでいるような石ころは、子どもたちの足を滑らせ、スムーズには下山させてくれない。
普段街中では出会うことのない大きな木、大きな岩、大きな昆虫に出会う。
その経験、出会いの一つ一つは子どもたちに “生きるチカラ” を与えてくれました。
自然と共に生きる。
自然と共に育つ。
山岳地帯が大半を占める日本。
私たちはこの自然と共に生きる中で様々なことを学ばせてもらってきました。
便利さ、迅速さを求めて、自然に触れる機会を失いつつある現代。
子どもたちの成長に必要なのは、このような山や森、川、海などの自然の中で過ごすことだと思うのです。
さぁ、オハナっ子。
次はどんな体験・探検をする?
そのキラキラ輝く笑顔のためならオハナスタッフはどこまでもついていきます。