来年2月に引越し、3月より新規オープンする新しいオハナの上棟が昨日今日で行われました。
建物の土台となる基礎作りのため、生コンクリートが流し込まれたのが10月11日のこと。
各部屋に区切られた、しっかりした基礎が10月20日にできあがりました。
微妙なズレも許されない職人技。見事です。
上下水道にガスなど、生活に必須なライフライン。
床下には無数の配管が通り、私たちの生活が滞りなく送れるのは、この配管たちのおかげなんですね。
その上に組みあがっているのが、床の下地の梁。
大きな木造の建物を支えるために重要な役割をしてくれます。
その上には暑さ寒さを防いでくれる断熱材が所狭しと敷かれます。
これによって、子どもたちは外気の熱を直接感じることなく、快適に過ごすことができます。
いよいよ建物の周りに足場が立ちました。
上棟の準備です。
今までは新しいオハナの高さのイメージが湧きませんでしたが、足場がでいたことで、どのくらいの大きさが想像が付きます!
昨日はお天気に恵まれ、どんどん木材が組み立てられていきました。
これは2階の床の下地部分。
碁盤の目のような下地です。2階にはプレイパークやカルチャールームがあります。
2階で子どもたちがドタバタと元気に動き回っても、大丈夫なように頑丈な梁が組まれました。
今日はあいにくの雨。
昼過ぎから降り出した雨は、職人さんのカラダを冷やします。
それでも【安全第一】で作業を進め、天井の梁まで仕上げていきます。
無事、14:41上棟です!
オハナを利用する子どもたちが健やかに、そして安全に過ごせるよう、天井の柱に御札をつけました。
児童養護施設、一時保護所、保育園、幼稚園、子育て支援拠点、親子サロン、子育てサークル。
色んな所に勤めて、色んな場所を見学して、色んな体験をした中で抱いた疑問。
『どうして日本の子育て支援は、年齢や家庭状況によってプッツリと途切れてしまうの?』
『もっと地域で子育て家庭を支えるべき、子どもたちを長い目で継続的に見守るべき』
さらに…
『働いているお母さんの子どもも、家で子育てをがんばっているお母さんの子どもも同じように、保育士の知識をもって様々な体験活動の機会を与えられるべき』
そう思って少しずつ形になってきたのが『子育て支援の家 OHANA』
OHANAを利用する人たちを家族(ハワイ語でOHANA(オハナ))のように受け入れ、保育士の知識を生かした体験活動、あそびの場を提供していきたい。そう思って平成27年4月から横山台でスタートしたオハナ。
地域の方々のニーズに合わせて変革しながらも、私たちのやりたかった想いが形になりつつあります。
何よりも、みんなの笑顔が見たいから。
子育てを共有することで、辛いことも嬉しいことも分かち合いたいから。
オハナに行けば、ホッとする。
オハナに行けば、心が軽くなる。
そんな“地域の家”を目指していきます。