4日の午後出発して5日の午後まで、青野原にある野呂ロッジへ小学生を連れてキャンプに行ってきました!
4日の夕飯から5日の朝食・昼食までの買い出しを済ませ、キャンプ場に着いたのが16:00。
カレーを作るための、かまど作りからスタートです☆
大き目の石を集めてきて、網が乗る大きさに組み立てていきます。
かまどが完成したら炭・薪を設置して着火剤を使用して火をつけていきます。
火を付けるのは男の子のHくんに、カレーの野菜を切るのは女の子のNちゃんに担当してもらうことにして、それぞれの仕事に取り掛かります。
2人とも手際がよく、あっという間に火をつけ、あっという間に野菜の準備が整いました!
火が簡単に付いても、強火にするにはかなり時間がかかりました。
カレーの鍋が煮立ち始めたら、ご飯用の鍋も火にかけていきます。
始めは強火ですが、煮立ったら弱火にするという火加減が大事になるお米。
『強火にするには薪を足す、弱火にするには薪を外して炭の熱を活用する。』
火を絶やさないようにしたり、強火を保ったりするのはかなり難しかったようですが、途中で諦めたり投げ出したりすることはなく、2人共顔を真っ赤にしながら火の番人を務めていて頼もしかったです。
ぐつぐつとよく煮立てたカレーからいい匂いが香ってきました♡
町子さんの畑で朝収穫したきゅうりと共に「いっただっきまーす!」
18:30頃合流したスタッフたちから「おいしー♡!」と大好評で子どもたちも嬉しそうでした♡
いっぱい働いた子どもたちは、いっぱいカレーを食べて大満足♡
なんだか到着した時よりも、凛々しい顔つきになっているように感じるのは私だけでしょうか?笑
近くの温泉に行って、サッパリしてきた後、お楽しみの花火をやりました☆
最後はお決まりの線香花火対決☆
小さくてもまだ火の玉が残っていると主張しているのはHくん。
結局、同時に終わり勝負がはつきませんでした。
就床時間が過ぎて、テント内に入ると、なんと珍しいお客様が!?
セミの幼虫です!
幼虫が出てきた穴や、セミの抜け殻はよく見かけますが、土から出てきたばかりの様子のセミの幼虫を見るのはスタッフも初めてのこと。
眠る前にちょっぴり興奮してしまった子どもたちでした。
でもよく働いて、よく食べた子どもたちは、すぐに夢の中に行ってしまいました(笑)
夜が遅くなってしまったので、朝はゆっくり寝ているのかと思いきや、5:30に目覚めた子どもたちはキャンプ場から歩いて30分くらいのところにある大滝を目指して朝の散歩&探検に出発!
吊り橋を渡って山の中へと入っていきます。
先日の大雨の時は川になっていたであろう沢道を歩くこと15分。
さらさら滝に到着。
この滝を登って越えていかなければ大滝には着きません。
端についているロープをつたって滝を登るのは簡単なことではありません。
「絶対にロープから手を放しちゃいけないよ!」というスタッフの声かけを忠実に守り、上まで登り切った小学生。
自分の体重を腕いっぱいに感じることのできた体験でした。
この先は上流になるので、大きな岩がゴロゴロの転がっています。
その間を抜けていくこともあれば、大きな岩を超えていかなければいけない場所もあります。
そんな険しい道を進むこと15分。
目前に現れたのは悠然と流れる大滝!
少し水量が少なかったものの、真下から見上げてみると大迫力です!
マイナスイオンをたっぷり浴びて、気持ちの良い朝探検&散歩になりました☆
帰ってきたら、こずえさんと千春さんが朝ごはんを用意してくれていました!
カレーうどんに素うどん、ウィンナーにゆでたまご。
朝からいい運動をした子どもたちにとって、素敵なごちそうになりました。
見の周りの整理整頓を済ませたら、川遊びのスタート☆
様々な形状の川がある野呂ロッジでは、数メートル移動しただけで、遊び方が変わるほど色んな川遊びが楽しめます。
大きな岩場にたどり着いた最年長Hくん。
何をするのかというと…
ジャーンプ☆
低いところから飛んだ後は、少し高いところに移動して飛んでみる。
高みを目指すところはさすが男の子ですね!
渓流の中を岩に掴まりながら横断してみました。
水の勢いに押されそうになりながらも、足腰を踏ん張って渡りきりました!
そして流れに乗って、スーッと波乗りならぬ流れ乗り♪
ライフジャケットを着ているので、ぷかぷかと体が浮いた状態で川を流れるのはとても楽しかった様子♡
しばらく遊んだ後、今度は昼食作りです♪
昨夜に引き続き、火おこしから。
昨日の経験が活かされていて、あっという間に火が付き早速、千春さん特性の焼きそば作り♪
子どもたちは助手をしてくれました。
できあがった焼きそばには、お好みで目玉焼きも添えて。。。
おいしそぉ~♡
デザートはやっぱいりスイカ☆
2人ともいい笑顔です!
帰りの車では、乗った瞬間に眠りに落ちた子どもたち。
いっぱい遊んでいっぱい経験積んで、頭がフル回転だった2日間。
自然が子どもたちに教えてくれることは本当に多い。
①今では簡単に火の調節ができてしまうガスコンロ。昔は薪で調節していたこと。
②セミは土から出てきてすぐは深緑色をしていること
③人がなかなか立ち入らない山の中は神秘的で、自然の雄大さを教えてくれるのと同時に、身の危険と隣り合わせであること
④川の流れは単調ではなく、曲がっていたり傾斜があったり、岩がゴロゴロしていたりするところで速さが変わること
⑤川の深さは5メートル以上になる場所もあること
⑥自然の中で食べるご飯が美味しいこと
⑦生活を共にすることで絆が深まること
今回のキャンプで様々なことを得ることができた子どもたち。
スタッフとしては子どもの命を預かりながら自然の中で過ごすことは、楽しさと同じくらい怖さを感じた2日間でした。
それでも『自ら学びとり、経験が一つの自信となり、子どもたちの人生の糧となる』のであれば、また計画してあげたいと思うのです。
何を学び取ってもらうか、何を感じてもらうかは、大人の働きかけ次第で大きく変わることも学んだキャンプ。
『生きる力』を育みたいOHANAとしては絶好の教材でした。