ここ何日か、冬の寒さが和らぎ、過ごしやすい気候が続いています。
そんな中、昨日オハナでは豆まき会を行いました。
まずは親子で鬼のお面作り♪
ビリビリとやぶいて作った鬼の髪の毛を顔になる色画用紙に貼っていきます。
鬼の顔は、黄色、赤色、青色の全部で3色。
好きな色を子どもたちに選んでもらいました。
半円や丸いシールをペタペタと貼って、鬼の表情を作っていきます。
同じシールなのに、貼る位置によって表情が変わるから面白いですよね(笑)
つづいて、角の部分をはさみでチョキチョキ。
はさみを使うことが初めてという子どもたちも多かったようですが、お母さんやスタッフと一緒に『ハサミで紙を切る』という経験をして、初めての感触にとっても楽しそうな表情をしていたのが印象的でした。
切った角を鬼さんの頭の上の方につけて、完成です☆
どうですか?
それぞれ違った表情、髪型の鬼さんのできあがりです☆
11:00~はみんなが楽しみにしているオハナタイムの時間♪♪
『鬼のパンツ』の手遊びではみんなが一生懸命に体を動かして、リズムにのって遊び、
『北風小僧の寒太郎』の歌では「かんたろ~ぉ!」と元気な掛け声が聞こえてきました。
そして今日、初めて読んだ絵本『おにはそと!ふくはうち!』。
ある日、鬼さんが“おふく”という娘をお嫁にもらいに来ました。
農家の娘だったおふく。
母親が「畑に雨を降らせてくれたら、おふくをお嫁にやってもいい」と言います。
なかなか天候に恵まれない畑だっただけに、雨なんて降らすことはできないと思っていましたが、
恵みの雨あ振ったおかげで、稲がどんどん大きく成長し、大豊作となりました。
しかし、それと引き換えにおふくは鬼に連れて行かれてしまいます。
しばらく鬼のところで辛抱していた、おふくですが、秋が深まり、寒い冬を越し、暖かい春を迎えたころ、鬼のところへ来る途中、巻いてきた菜の花の種が花を咲かせたのを見て、菜の花を辿りながら必死で自分の家まで帰ってきました。
おふくが逃げてしまって大慌ての鬼さん。
急いでおふくを迎えに、おふくの家までやってきましたが、おふくの母親は煎った豆を用意して待ち構えていました。
そして...
「おにはーそと!」
「ふくはーうち!」
と果敢に、鬼さんに向かって煎り豆を投げつけました。
煎り豆の花を咲かせたら、おふくを返してやる!と言ったおふくの母親。
鬼さんは山で一生懸命花が咲くよう、煎り豆を育てつつ、おふくの帰りを待っているのだそう。
そんな寂しい鬼さん、ちょっとかわいそうな気もしてきましたね。。。
鬼さんの切ない話しを真剣な表情で聞き入っている子どもたち。
絵本の世界に入り込むのはなかなか難しいもの。
想像力が発達し、聴く力、集中力が育たないと絵本に入っていくことは難しいもの。
それでもオハナの子どもたちは毎日、毎日オハナタイムで絵本やパネルシアターなどを通じて物語を聞いているので、絵本に向かうことができるようになってきました。
さて。
みんなが作ったお面をつけて、豆まき会の始まりです☆
ちびっこ赤鬼、青鬼、黄色鬼が勢ぞろい☆
迫力があるようで、なんだかとってもかわいらしい♡
みんなに一つずつ、お豆の箱が配られます。
中身は大豆ではなく、ポン菓子。
万が一のことがあっても、やわらかく潰れてくれるので安心です。
鬼のお面がお庭の数箇所にとりつけてあり、子どもたちはそれを探してお面に向かって…
「おにはーそと!」と元気な掛け声とともに、豆をまきます♪
すると…
「だれだぁー!わしを読んだのはー!?」
と突如、2階から真っ赤な顔をした恐ろしい鬼が!
かなりのリアルさに、まだ下りてきていないのに、すでに怖がる子どもたち(笑)
それでも強い鬼は負けじと、子どもたちに近寄ってきます!
あまりの恐怖に大泣きのMちゃん。。。
しかし子どもたちは勇敢でした。
「おにはーそと!」と豆をぶつけます!
みんなから豆をぶつけれれて降参した様子の鬼さん。
最後は子どもたちと仲良くなっていました♡笑
かわいい子どもたちと仲良くなれて満足そうな鬼さん♪
ちょっと寂しそうでしたが、ご機嫌でスミカに帰って行きました☆
一年間、子どもたちの安全を見守っていてね。
また来年、お会いしましょう♪♪
ポカポカ陽気に、満開の梅。
梅の花のいい香りに誘われて、メジロもオハナにやってきました♪
こんな時はお外でお花見ランチ♪
仲良し親子、みんなで食べるともっと美味しくなるね♡