“実体験”を“遊び”にすることで『学び』が深まる

子どもたちは週末に経験してきたことを遊びの中で表現します。

だからこそ私たち保育士は休日にあった出来事、帰ってから起きたことなどを保護者から朝の受け入れ時に確認したり聞いたりするようにしています。

経験の量としては小さいことだったとしても、大人にとっては些細な出来事だったとしても、子どもたちにとっては大きな衝撃として、大切な思い出として心に刻まれることも少なくありません。むしろ多いです★

先日、上溝で行われた上溝夏祭りで山車やお神輿をたくさん見てきて子どもたちは、最近、『お神輿やってー!』『山車作ろう!』などとお祭りごっこが始まることが多いです。

右側の子がフォームアニマル(ウレタン素材のアニマルの形をした玩具)を組み合わせて山車を作り、先頭で太鼓を叩き始めました。

それに興味を持った子が近寄ってきたので、ひょっとこのお面を持ってきてつけてあげました。

それだけで周りまで楽しい雰囲気が増し、笑いが生まれました。

すると…

別の子が近寄ってきて『Mもやりたーい!!』と仲間入り♪

お面を貸してあげるOくん。

見よう見真似でノリノリで踊り出したMちゃん♡笑

お祭りごっこの正解が広がります!

なんとも可愛らし、ひょっとこさんでみんなを楽しませてくれました★

小学生は、昨年のOHANAの七夕祭りで獅子舞を見て『自分たちで獅子舞を作りたい!』とダンボールで獅子舞を作りました。

今年の七夕祭りでは、本物の獅子舞とのコラボが実現☆

実体験から広がるごっこ遊びや制作遊びは様々です。子どもたちの興味や能力、成長段階を適切に見極め『やりたい!』という成長の芽を潰さないで伸ばしてあげる環境作りをするのが保育士の役割☆

子どもたちの成長の種まきをたくさんして、そこから出てきた芽を見逃さず、しっかり成長させてあげたいと思います^_^